LXDE (日本語)
zh-CN:LXDE zh-TW:LXDETemplate:Article summary start Template:Article summary text Template:Article summary text Template:Article summary heading Template:Article summary text Template:Article summary end
From LXDE.org | Lightweight X11 Desktop Environment:
- LXDE、"Lightweight X11 Desktop Environment"は極めて高いパフォーマンスと省エネルギーなデスクトップ環境です。開発者たちの国際的なコミュニティにより管理され、美しいインタフェース、多言語対応、標準的なキーボードショートカットとタブファイラーのような追加機能を含みます。LXDEはCPUもRAMも他のデスクトップ環境に比べも消費が少ないです。特に、ネットブック、モバイル端末や、古い計算機などによるクラウドコンピューティングのためにデザインされています。
Contents
- 1 インストール
- 2 デスクトップの開始
- 3 Tips and tricks
- 4 トラブルシューティング
- 5 Resources
インストール
LXDEはあなたが必要とするパッケージを選択できるようによくモジュール化されています。あなたがLXDEを動かすために最小限必要なパッケージはlxde-common, lxsession, desktop-file-utilsです。 and a window manager.
LXDEをインストールするには次を実行します:
# pacman -S lxde
これは次のパッケージをインストールします:
- gpicview: 軽量画像ビューワ
- libfm: ファイル管理用ライブラリ
- lxappearance: GTK+アプリケーションのテーマ、アイコン、フォントを設定するためのユーティリティ
- lxappearance-obconf: LXAppearanceでOpenboxを設定するためのプラグイン
- lxde-common: 異なるLXDEコンポーネントを統合するためのデフォルト設定
- lxde-icon-theme: LXDEのアイコンテーマ
- lxdm: 軽量ディスプレイマネージャ
- lxinput: LXDEのキーボードとマウスを設定するためのプログラム
- lxlauncher: ネットブック向けランチャ
- lxmenu-data: freedesktop.orgのメニュー仕様を適応させるために意図されたファイルのコレクション
- lxmusic: 軽量XMMS2クライアント
- lxpanel: LXDE用デスクトップパネル
- lxrandr: スクリーンマネージャ
- lxsession: シャットダウン、再起動、サスペンドをサポートしたX11用セッションマネージャ
- lxshortcut: アプリケーションショートカットを編集するためのプログラム
- lxtask: 軽量タスクマネージャ
- lxterminal: 軽量ターミナルエミュレータ
- menu-cache: 自動的にLXDEのためのメニューを生成するデーモン
- openbox: 軽量で、規格に準拠し、カスタマイズ性の高い、歴史的にLXDEと共に使われてきたウィンドウマネージャ
- pcmanfm: デスクトップへの統合を提供するLXDE用軽量ファイラ
インストール終了後、pacmanに支持されたとおりに次の3つのファイルを~/.config/openboxにコピーしてください:
Place menu.xml, rc.xml and autostart in ~/.config/openbox これらは /etc/xdg/openbox の中にあります。
As the user of interest
mkdir -p ~/.config/openbox cp /etc/xdg/openbox/menu.xml /etc/xdg/openbox/rc.xml /etc/xdg/openbox/autostart ~/.config/openbox
次にGaminをインストールする必要があります。これはFAMのサブセットとしてデザインされたファイルとディレクトリの監視ツールです。これはプログラムの呼び出しにより実行されるので、famのようなデーモンを必要としません。もし既にfamをインストールしているなら、最初に/etc/rc.conf
の中のDAEMON行から削除してデーモンを終了し、gaminをインストールしてください:
# pacman -S gamin
また、一般的にLXDEで使用されるいくつかの軽量アプリケーションをインストールしたいかもしれません。
# pacman -S leafpad obconf epdfview
いくつかのLXDEのパッケージは実験段階であり、それらはAURリポジトリからインストールする必要があるのを注意してください。
デスクトップの開始
LXDEデスクトップを開始するためには多くの手段があります。
Display Managers
もしGDM、KDMやSLiMのようなdisplay managerを使っている場合、セッションをLXDEに切り替えてください。その手順はDisplay Managerのページを参照してください。
LXDEプロジェクトにより提供されているディスプレイマネージャのLXDMを使うための方法はLXDMのページに含まれています。
もしディスプレイマネージャを使っていない場合はin order xdg-open to function properly
export DESKTOP_SESSION=LXDE
をあなたの ~/.bash_profile に追加してください。
コンソール
コンソールからデスクトップを開始できるようにするためにはいくつかの方法があります。
startxを使うためには、~/.xinitrc
で次のように定義する必要があります。
exec startlxde
もしstartxを起動時に自動的に実行したい場合、Starting X at bootを参照してください。
その他のタスクについては、dbusのはデーモンとして実行されていることを確認したいでしょう。
logindのセッションを維持するなどの詳細についてはxinitrcを参照してください。
Tips and tricks
アプリケーションメニューの編集
アプリケーションメニューは/usr/share/applications
にある.desktop
を解決して動きます。多くのデスクトップ環境では、メニューのカスタマイズができるように、これらの設定を優先するプログラムを実行します。LXDEはアプリケーションメニューエディタを作成するためにまだ持っていますが、もしその気があれば、手動でそれらを自分で構築することができます。AUR - lxmedAURにサード製のメニューエディタがあります。
メニューの項目を追加や編集するには、.desktop
ファイルを/usr/share/applications
に作るかリンクするかしてください。 Consult the desktop entry specification on freedesktop.org for structures of .desktop
files.
メニューから項目を削除するには、.desktop
ファイルを削除する代わりに、そのファイルの中に
NoDisplay=true.
という行を追加することで非表示にすることができます。 かなりの数のファイルの処理を早めるためにループ処理をすることができます。例えば:
cd /usr/share/applications for i in program1.desktop program2.desktop ...; do cp /usr/share/applications/$i \ /home/user/.local/share/applications/; echo "NoDisplay=true" >> \ /home/user/.local/share/applications/$i; done
これはKDE以外のすべてのアプリケーションに対して働きます。KDEのものに関しては、まずKDEにログインし、KDEのメニューエディタを使ってください。表示したくないすべての項目に'Show only in KDE'のオプションをチェックしてください。NoDisplay=Trueが上手く動かない場合、ShowOnlyIn=XFCEを試してください。
Auto Mount
プログラムの自動実行
- .desktop files
まず自動実行取得したいプログラムの.desktop
(/usr/share/applications/
にあります)を~/.config/autostart/
にリンクしてください。例えば、起動時に自動的にlxterminalを実行するには:
$ ln -s /usr/share/applications/lxterminal.desktop ~/.config/autostart/
一度.desktop
が追加されたらGUIによるツールで操作出来ます(lxsession-editAUR)。
- autostart file
第二の方法は~/.config/lxsession/LXDE/autostart
を使うことです。このファイルはシェルスクリプトではありませんが、各行をコマンドとして実行します。もし行が@から始まっている場合、@の後のコマンドはクラッシュした際に自動的に再度実行されます。例えば、起動時にlxterminalとleafpadを自動的に実行するには:
~/.config/lxsession/LXDE/autostart
@lxterminal @leafpad
/etc/xdg/lxsession/LXDE/autostart
にはグローバルなautostartファイルもあります。もし両方が存在する場合、両方のファイルのすべての項目は実行されます。
Bindings
マウスとキーのバインド(キーボードショートカットのような)はOpenboxで実装されており、hereに詳細があります。LXDEユーザはファイルを実行するときにこれらを参考にすべきでしょう。
~/.config/openbox/lxde-rc.xml
オプションであるキーバインド変更ツールのobkeyAURはAURで提供されています。obkey用のデフォルトの設定ファイルはrc.xmlですが、次のようにしてLXDE用の設定ファイルを使うこともできます。
$ obkey ~/.config/openbox/lxde-rc.xml
obkeyに関する更なる詳細はこちらを参照してください。
Cursors
メインの記事: X11 Cursors.
最新のAURにおけるlxappearance2-gitAURはカーソルのアイコンを変える機能を提供します。もし実験的で新しいlxappearance2をインストールしたくない場合、カーソルを~/.Xdefaults
で定義する必要があります。Configuring Cursor Themesを御覧ください。
基本的な方法としてはデフォルトのテーマにカーソルを追加することです。最初にディレクトリを作成してください:
# mkdir /usr/share/icons/default
次に、アイコンテーマをカーソルに追加できるように指定できます。これはxcursor-bluecurveをポインタのテーマに使用します:
/usr/share/icons/default/index.theme
[icon theme] Inherits=Bluecurve
$HOMEのフォルダのアイコンを編集する
現在PCmanFMでは出来ないようです。 https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=851397#p851397
デジタル時計アプレットの表示変更
パネル上のデジタル時計のアプレットを右クリックして、現在時刻をどのように表示するか設定出来ます。例えば、HH:MM:SSの形式ではなく軍用時間の標準時間を表示するには:
%I:%M
また、YYYY/MM/DD HH:MM:SS形式で表示するには:
%Y/%m/%d %H:%M:%S
もし標準時間とAM/PMを表示したいならば:
%I:%M %p
もっと多くのオプションはstrftime (3)
のman
ページを参照してください。
フォント設定
ほとんどのLXDEユーザはGTK+のプログラムを使おうとします。なぜなら、GTK+はLXDEのバックエンドだからです。フォントを設定するには、{Pkg|lxappearance}}を利用することができます。他のフォントについてはOpenbox configuration toolのObConfを使う必要があります。:
# pacman -S obconf
キーボード配列
udevによる方法
udevを使う場合、デフォルトの入力設定は/etc/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf
のSection "InputClass"
に記述されています。例として、swissのキーボードでfrenchのヴァリアントを使う場合、/etc/X11/xorg.conf.d/10-keyboard.conf
を以下のように編集するか、新規作成することができます。
Section "InputClass" Identifier "evdev keyboard catchall" MatchIsKeyboard "on" MatchDevicePath "/dev/input/event*" Driver "evdev" Option "XkbModel" "pc104" Option "XkbLayout" "fr" Option "XknVariant" "ch" EndSection
すべてのキーボード配列やヴァリアントのオプションは/usr/share/X11/xkb/rules/base.lst
で見つけることができます。
他の方法
Template:訳注
第一の手段:
/etc/xdg/lxsession/LXDE/autostart
に、@lxpanel --profile LXDE の前に以下の行を追加してください:
@setxkbmap -option grp:switch,grp:alt_shift_toggle,grp_led:scroll us,ru
または、複数ユーザの場合~/.config/lxsession/LXDE/autostartに:
setxkbmap -option grp:switch,grp:alt_shift_toggle,grp_led:scroll us,ru
第二の手段:
/etc/xdg/autostart/setxkmap.desktop
を以下に示すように作成してください:
[Desktop Entry] Version=1.0 Encoding=UTF-8 Name=Fix keyboard settings Exec=setxkbmap -rules xorg -layout "us,ru" -variant ",winkeys" -option "grp:alt_shift_toggle" Terminal=false Type=Application
第三の手段:
現在のユーザに対しては~/.Xkbmap
、システム全体に対しては/etc/X11/Xkbmap
に以下の行を追加してください:
-option grp:alt_shift_toggle,grp_led:scroll us,ru
第四の手段:
/etc/X11/xinit/xinitrc
か~/.xinitrc
に以下の行を追加してください:
setxkbmap -option grp:alt_shift_toggle,grp_led:scroll us,ru
第五の手段: AURからfbxkbをインストールする。 第六の手段: Xorg#Switching_Between_Keyboard_Layouts
"キーボード配列スイッチ”をタスクバーに追加する
- タスクバーを右クリックする
- "パネルのアイテムの追加・削除"を選択する
- "追加"を選択する
- "キーボード配列の設定"を選択する
LXDEでGnomeのスクリーンセーバを使う
必要なパッケージをインストールする:
pacman -S gnome-screensaver gnome-session
スクリーンセーバの実行を許可するため、以下に示すようにgnome-session用の簡易ランチャを~/.config/autostart/gnome-session.desktop
に作成します:
[Desktop Entry] Exec=/usr/bin/gnome-session
これで設定は完了です。一度ログアウト後再度ログインしてGnomeのスクリーンセーバを楽しんでください。
lxpanelのアイコン
lxpanelで使われるデフォルトのアイコンは/usr/share/pixmaps
にあり、あなたがlxpanelで使いたいと思うカスタムアイコンは同様に同じ場所に置く必要があります。
アプリケーション用のデフォルトアイコンを以下の手段で変更出来ます:
-
/usr/share/pixmaps
に新しいアイコンを保存する。 -
/usr/share/applications
にあるアイコンを変更したいアプリケーションの.desktop
ファイルをテキストエディタで開く。 -
Icon=/default/icon/.png
をIcon=/name/of/new/icon/added/to/pixmaps/.png
に変更する。
LXNM
LXNM is a program based on scripts that attempts to manage the network connections. It is script-based and strives to make networking configuration as automatic as possible. It is not a full blown networking system like NetworkManager. If you want greater control, Wicd and Gnome's verions of NetworkManager works well with LXDE. You can install LXNM from [community] repository:
# pacman -S lxnm
The main script will need to be run as root. If you plan on consistently using it, put it in your /etc/rc.conf
. LXNM works with the network status monitor applet in lxpanel. LXNM works well most of the time, though at times it can take a while to get a connection.
PCManFM
もしゴミ箱、マウントされた領域及びフォルダ・ファイルの履歴にgvfsのサポート付きでアクセスしたい場合は:
pacman -S polkit-gnome gvfs
polkit-gnomeは認証を提供して、ログイン時に起動する必要があります:
mkdir -p ~/.config/autostart cp /etc/xdg/autostart/polkit-gnome-authentication-agent-1.desktop ~/.config/autostart
Archのpolkit-gnome-authentication-agent-1.desktopは現在特定のデスクトップにおいて免除されません。もし起動に失敗する場合以下の行を削除してください。
OnlyShowIn=GNOME;XFCE;
NTFSファイルシステムを読み書きする場合はntfs-3gのインストールを忘れないようにしてください:
pacman -S ntfs-3g
ウィンドウマネージャの変更
LXDEのデフォルトウィンドウマネージャのOpenboxはfvwm, icewm, dwm, metacity, compiz ...など、のような別のウィンドウマネージャに容易に置換できます。
LXDEはlxsessionの設定を~/.config/lxsession/LXDE/desktop.conf
から読み込もうとします。存在しない場合、グローバルな設定ファイルを/etc/xdg/lxsession/LXDE/desktop.conf
から読み込もうとします。
openbox-lxde
というコマンドを任意のウィンドウマネージャのものに置換してください。
[Session] window_manager=openbox-lxde
metacity用:
window_manager=metacity
compiz用:
window_manager=compiz ccp --indirect-rendering
シャットダウン、再起動、サスペンド及び休止オプション(LXSession-logout)
シャットダウン、再起動、サスペンド及び休止をするにはdbusが動いている必要があります。upower
もインストールしてある必要があります。
# pacman -S upower
logind/consolekitセッションの破壊を防ぐための詳細はxinitrc#Preserving the sessionを御覧ください。
トラブルシューティング
SSH鍵の管理
SSH鍵を管理するための非情に軽量な方法はkeychainを使うことです。詳細はusing keychainを御覧ください。
中国語によるNTFS
NTFSファイルシステムの記憶デバイスのために、NTFS-3Gをインストールする必要があります。一般的に、PCManFMはNTFSファイルシステムに対して上手く動きますが、しかし、NTFSファイルシステムのファイルやディレクトリの名前に非ラテン文字、例えば中国語のような、を含んでいる場合、NTFSのボリュームを開いたり、マウントするときに文字が消えるバグがあります。これはlxsessionのマウントヘルパーが正確にポリシーと言語設定を解析しないために発生します。この問題に対する解決策は:
シンボリックリンクである/sbin/mount.ntfs-3g
を削除する:
# rm /sbin/mount.ntfs-3g
新しい/sbin/mount.ntfs-3g
を以下に示す新しいbashのスクリプトで作成する:
#!/bin/bash /bin/ntfs-3g $1 $2 -o locale=en_US.UTF-8
そのスクリプトを実行可能にする:
# chmod +x /sbin/mount.ntfs-3g
アップグレード時にこのファイルの変更を防ぐため、/etc/pacman.conf
を編集か作成して[options]タグに以下の行を記述する:
NoUpgrade = sbin/mount.ntfs-3g
KDMとLXDE Session
KDE 4.3.3において、KDMはLXDEのデスクトップセッションを認識しません。直すには:
# cp /usr/share/xsessions/LXDE.desktop /usr/share/apps/kdm/sessions/
lxsession 0.4.1でのGTK+の警告
GTK+2プログラム開始時、以下の様な警告を受け取る場合:
GTK+ icon them is not properly set
これは普通XSETTINGSマネージャを走らせていないことを示しています。GNOMEやXFCEのようなデスクトップ環境は自動的にそれらのXSETTINGマネージャ、gnome-settings-daemonやxfce-mcs-managerのような、を起動します。これはlxde-ssetings-daemonの設定ファイルをlxsessionに移行したのが原因です。もしこれらの設定ファイルに変更をした場合、設定ファイルをマージする必要があります:
- /usr/share/lxde/config
- ~/.config/lxde/config
を
- etc/xdg/lxsession/LXDE/desktop.conf
他にも、これを直すためにlxappearance
を使うこともできます。